Pythonには文字列を寄せることができる、str.rjust()、str.center()、str.ljust()というメソッドがあります。本記事ではそれぞれの使い方と性質について解説します。
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str.rjust()
widthの長さをもつ右寄せした文字列を返します。パディングにはfillcharで指定された文字(デフォルトではASCIIスペース)が使われます。widthがlen(s)以下の場合、元の文字列が返されます。
組み込み型 str.rjust() ー Python公式ドキュメント
公式ドキュメントで角括弧が出てくる場合がありますが、これはオプションという意味です
str.ljust()
長さwidthの左揃えした文字列を返します。パディングは指定されたfillchar(デフォルトではASCIIスペース)を使って行われます。widthがlen(s)以下ならば、元の文字列が返されます。
組み込み型 str.ljust() ー Python公式ドキュメント
str.center()
widthの長さをもつ中央寄せされた文字列を返します。パディングにはfillcharで指定された値(デフォルトではASCIIスペース)が使われます。widthがlen(s)以下なら元の文字列が返されます。
組み込み型 str.center() ー Python公式ドキュメント
符号付きで0埋めする場合は(主題から逸れます)
長さがwidthになるようASCII’0’で左詰めした文字列のコピーを返します。先頭が符号接頭辞(‘+’/’-‘)だった場合、’0’は符号の前ではなく後に挿入されます。widthがlen(s)以下の場合元の文字列を返します。
組み込み型 str.zfill() ー Python公式ドキュメント
まとめ
文字列を寄せる方法について解説しました。Pythonコードの可読性向上に活用しましょう。
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