Pythonには識別値を取得できるid関数があります。本記事ではそんなid関数について解説をします。
id関数の使い方
id関数はオブジェクトの識別値を返します。この値は整数で、このオブジェクトの有効期間中は一意(他に同じ値が存在しない)かつ定数(変更できない値)であることが保証されています。有効期間が重ならない2つのオブジェクトは同じ識別値を持つこともあります。
id関数の基本構造は以下のようになります。
is演算子の判定に使われている
is演算子は2つのオブジェクトが同一であればTrueを返し、同一でなければFalseを返します。このis演算子の判定にid関数が使われています。
オブジェクトの性質を確認する
ミュータブルなオブジェクトとイミュータブルなオブジェクトに対してid関数を使用します。
ミュータブル・イミュータブルの性質を確認することができました。
まとめ
id関数についてまとめました。オブジェクトの性質を確認するのに便利な関数なので、きちんと理解しておきましょう。
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