PySimpleGUI がバージョン5から個人利用でもライセンス登録(無償)が必要になりました。また、商用利用の場合は$99/yearが必要となってきます。
バージョン5を使う方法
まず、ライセンス登録をしていない状態でPySimpleGUIを使おうとすると、以下のようなポップアップが出現します。
![](https://arika-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/d1839793b84e8dded630cf939e0c04aa.png)
I accept the terms in the License Agreementにチェックを入れてOKを押します。
すると、Final Stepとしてライセンスキーの入力を求められます。
![](https://arika-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/3625880640c7076d089fc14ed41a7c32.png)
PySimpleGUIにアクセスしてライセンスキーを取得します。
今回はHobbyistを選択します。
![](https://arika-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/0ee824b7da2b362c77a78295a770d14c-1024x662.png)
必要事項を入力します。
![](https://arika-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/9f5934bb656c98ad262ecd77e67eb81b-1024x777.png)
登録したアドレスに認証コードが届くので入力します。
![](https://arika-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/1b8bbf356c361f8fafaf49e2cc04d9be-1024x606.png)
ライセンスキーが発行されるのでコピーします。
![](https://arika-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/e6962374085896d111f0e27aad407d57-1024x538.png)
冒頭でお見せした画面でコピーしたライセンスキーを使用すると承認が完了します。
有効期限は1年でした。
![](https://arika-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/2020e7379e116b1a202d77c9ec026623-1024x538.png)
バージョンを下げて使う
5より前のバージョンでは通常通り使うことができています。
バージョンを指定してインストールしたい場合は、
pip install ライブラリ名==バージョン
とします。
ちなみにインストールできるバージョンは、
pip install ライブラリ名==
で確認することができます。
ただし、PySimpleGUIのバージョン4は第二四半期(7月か9月まで)で廃止されます。
PySimpleGUI 4 will be sunsetted in Q2 2024, giving all developers time to make the transition. (PySimpleGUI 4 は 2024 年第 2 四半期に廃止され、すべての開発者に移行する時間が与えられます。)
https://docs.pysimplegui.com/en/latest/readme/sunset/
まとめ
バージョン5のライセンス登録についてまとめました。個人的には1年に1回更新が面倒に感じるので、Tkinterに乗り換えるべきか検討したいと思います。
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