Pythonには複数の引数を受け取ることができる*argsと**kwargs(可変長引数)があります。本記事ではこれらの違いと性質について解説をします。
関数の基本を確認したい方はこちらの記事をご活用ください。
*argsの使い方
*argsは複数の引数をタプルで受け取ることができます。
*argsの後ろに仮引数がある場合はキーワード引数で呼び出します。
**kwargsの使い方
**kwargsは複数の引数を辞書で受け取ることができます。
仮引数に対応するキーワードを除いたすべてのキーワード引数が入ります。
**kwargsは最後でのみ定義できます。
*argsと**kwargsの性質
*argsと**kwargsには以下の性質があります。
*argsと**kwargsは同時に使える
*argsと**kwargsは同時に使うことができます。
名前に決まりはない
*args、**kwargsとしなくても問題ありません。
引数がないとき
引数無しで呼び出すと空のタプルと空の辞書になります。
まとめ
*argsと**kwargsを使うことで複数の引数を扱うことができます。コーディングの幅を広げるのに活用しましょう。
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