アプリを使うユーザーの状況や役割に応じて、見せたい画面を柔軟に切り替えられたら便利ですよね。たとえば「管理者だけが見れる画面が欲しい」「自分の部署だけ確認できればいい」といったニーズは、業務アプリを作るうえでよく登場します。AppSheetには、条件式を使って表示するビューを制御する仕組みが用意されており、これを活用することでユーザー体験を大きく向上させることができます。
本記事では、条件によって表示するViewを変える方法をわかりやすく解説し、実際の設定例を交えながらどんな場面で役立つのかを紹介していきます。アプリの使い勝手を一段階アップさせたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
条件によって表示するViewを変える
今回は以下のスプレッドシートのデータを使用します。

カード型で表示すると以下のようになりました。


部署が混在してて見づらい、あるいは未入荷のものが見づらいという意見が出そうですね。
これを改善するために、条件式を使って表示するビューを制御していきます。
部署ごとのビューを作成する
部署ごとに確認できるビューを作成していきましょう。
[Data]に移動し、テーブル名の右側にある + をクリックします。

Create a new slice for シート名を選択します。

Slice Nameを営業にし、Row filter conditionに、
[部署]="営業"
と入力します。

続いて、ナビゲーション バーで [Apps] > [Views] を選択します。
PRIMARY NAVIGATIONの右にある + をクリックしViewを追加します。

作成したViewのFor this dataに先ほど作成した営業のスライスを選択します。

営業のみの画面が作成できました。


未入荷のみ確認したい
未入荷の場合も同様です。作成したスライスのRow filter conditionを、
[ステータス] = ”未入荷”
とすれば、未入荷のみが表示される画面が作成できます。

特定のユーザーのみが見れる画面を作成する
特定のユーザーのみが見れる画面も作成できます。
作成したスライスのRow filter conditionを、
USEREMAIL() = "〇〇@gmail.com"
とすれば、そのアドレスでログインしているユーザーのみに表示される画面が作成できます。
指定したメールアドレスで見る画面は特に変わりませんが、

別のアドレスでログインすると何も見えません。

おわり
条件に応じてビューを切り替える仕組みは、アプリの使い勝手を大きく変えてくれます。ユーザーごとに最適な画面を見せられるようになれば、操作の迷いが減り、業務効率も自然と向上します。ぜひ今回紹介した方法を参考に、自分のアプリに取り入れてみてください。
AppSheetはGASが使えるとできることの幅がグッと広がります。
基礎を学びたい方は以下の書籍がオススメです。

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