Pythonには絶対値を取得できるabs関数があります。本記事ではそんなabs関数について解説をします。
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abs関数について
数の絶対値を返します。引数は整数、浮動小数点数、複素数または__abs__()が実装されたオブジェクトです。
整数・浮動小数点数の絶対値
整数、浮動小数点数の絶対値を以下のように取得することができます。
複素数の絶対値
複素数の絶対値も同様に取得することができます。
複素数の絶対値については以下をご確認ください。
複素数の大きさ (絶対値) は、複素平面にプロットされた原点から複素数値までのベクトル長です。複素数値の|\(a+bi\)|は \(\sqrt{a^2+b^2}\)と定義されます。
MathWorksより引用
math.fabs()でも絶対値を取得できる
math.fabs()でも絶対値を取得することができます。
ただし、mathモジュールは明示的な注記のない限り、戻り値は全て浮動小数点数となります。また、複素数には対応していないので注意。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
abs関数についてまとめました。数の絶対値を取得するのに便利な関数なので、きちんと理解しておきましょう。
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