Google Apps Script を使ってデータ処理をしていると、スプレッドシートから取得した2次元配列を、1次元配列で扱いたいという場面があります。
そんなときに役立つのが flatメソッド。このメソッドを使えば、入れ子になった配列を簡単に「1次元配列」に変換でき、データ処理がぐっとシンプルになります。この記事では、そんなflatメソッドの基本的な使い方をわかりやすく解説していきます。
flatメソッドの使い方
GASでスプレッドシートの値を取得する場合、1つのセルを取得する場合は単体の値ですが、複数のセルの値を取得すると2次元配列になります。

1つのセルの値を取得する
複数のセルの値を取得する
この2次元配列に対して、flatメソッドを使うと1次元配列に変換することができます。
構文
Arrayオブジェクト.flat()
おわり
今回は、GAS で頻繁に扱う2次元配列を、flatメソッドを使って手軽に1次元へ変換する方法を紹介しました。配列のフラット化は、データの加工や検索処理をシンプルにし、コード全体の読みやすさ向上にもつながります。まだ使ったことがない方は、ぜひ日々のスクリプトに取り入れてみてください。きっと作業が一段とスムーズになるはずです。
GASを基礎から学びたい人におすすめ!

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